<子どもの為に「貯金」と「学資保険」どちらにするべき?>

教育資金を準備するときに、学資保険に加入するのか、銀行の定期預金を利用するのでは、どちらが良いか
迷われる方は多いでしょう。
学資保険に加入する場合と貯金でお金を貯めていく場合のメリット、デメリットはどんなものでしょうか。

<教育資金っていくらあれば安心?>

子どものためにお金を貯めよう!となった時、一体いくら貯蓄があればよいのでしょうか?
日本金融公庫によると、高校入学から大学卒業までに必要な教育費は約900万円だそうです。
今や日本の子どもの高校進学率は98%、大学の進学率が54%となっており、計画的な教育資金の準備が
不可欠となります。
自宅通学か自宅外通学か、私立か公立か、文系か理系か、など諸条件で変わってきますが、大学入学まで
に200〜300万円ほどの貯金があれば安心と言われています。

幼稚園

年間教育費
・私立幼稚園の場合…487,000円(月約41,000円)
・公立幼稚園の場合…230,000円(月約19,000円)

小学校

年間教育費
・私立小学校の場合…863,000円(月約72,000円)
・公立小学校の場合…97,000円(月約8,000円)

中学校

年間教育費
・私立中学校の場合…100万1,000円(月約83,000円)
・公立中学校の場合…168,000円(月約14,000円)

高校

年間教育費
・私立高校の場合…722,000円(月約60,000円)
・公立高校の場合…231,000円(月約19,000円)

大学

4年間の教育費
・私立文系の場合…385万5,000円
・私立理系の場合…518万6,000円
・私立医歯系の場合…2281万(6年制)

【情報提供:子どもの教育費いくら必要? | 子育てマネーアドバイザー

<貯金、学資保険のメリット・デメリットをみてみよう>

お金を預けて積み立てるという機能は同じであれば、具体的に違いは何なのか比べてみたいと思います。

学資保険のメリット
●計画性が高い
毎月、決まった金額を積み立てることになるので目標を立てやすく、
計画的に資金を準備することができます。

●契約者に万が一があった場合の保障がある
通常、契約者は親です。その、親が亡くなった場合は以降の払込が免除されます。
親が亡くなった場合でも、満期に保険金を全額受取ることができます。

●税制の優遇がある
年末調整や確定申告の際に控除を受けることができます。
生命保険料控除に該当し、所得税と住民税の控除を受けることができます。

●利回りが良い
確かに、もっと利回りの良い金融商品はありますが、安定して積み立てるという意味では
学資保険の利回りは高い方だと思います。
低金利が続いており、まとまったお金を銀行に預けても元本から大きく増える、ということは難しいです。

学資保険のデメリット
●流動性がない
満期の時期が決まっており、その間引き出すことはできません。
途中で解約してしまうと元本を大きく割ってしまいます。

●保障をつけると元本割れする可能性がある
子どもの医療保障や死亡保障などを学資保険につけてしまうと元本割れしてしまいます。
特に、15歳以下の子どもの公的医療保障は手厚くなっているので、貯蓄を目的としている学資保険に
過剰に保障をつけてしまうことのないようにしましょう。
どうしても医療保障や死亡保障を必要とする場合は、別で医療保険や生命保険を検討しましょう。

●固定金利である
固定金利であるため、インフレに対応できません。

貯金のメリット
●流動性がある
計画外での出費が必要になったときでも必要なタイミングでお金を引き出すことができます。

●変動金利である
変動金利であるため、インフレに対応することができます。

●ペイオフがある
銀行が破綻した場合でも、1000万円までは全額保護してもらえます。
生命保険会社の場合は生命保険契約者保護機構によって責任準備金の9割までは保護してもらえますが、
引継ぎの保険会社によって契約当初の保障内容と異なる可能性があります。

貯金のデメリット
●計画性が低い
引き落としなどではなく、自身で積み立てていくと支出の変動によって積立額が変わったりして計画的に
準備できない可能性があります。

●金利が低い
2016年6月現在の普通預金の金利はほぼ0に近い低さです。
メガバンクやゆうちょ銀行でも年0.001%という超低金利です。

●課税される
一律で源泉分離課税されます。利益の20%課税です。

<貯金よりも利率が高いのは「学資保険」です>

高校、大学入学に備えて決まった金額を積み立てていくのであれば、学資保険をおすすめします。

また、学資保険加入は知って得するテクニックと、知らないと損をしてしまうケースがあります。
同じ学資保険でも、契約・組み合わせ次第で利回りが全然違います。
では、加入前に知っておくべきポイントを抑えましょう。

学資保険加入で得するテクニック
@利回りを高めるなら、月払いよりも年払いを選びましょう
A契約者の性別や年齢で保険料が変わります
【情報提供:イマドキの教育費の実態!1000万円を無理なく備える3つの方法

子どものための教育資金積み立ててで大事なことは、元本割れをしないことです。
確かに、利回りの良い金融商品はありますが元本割れしてしまっては意味がありません。
お子さんが小さい時から少しずつ計画的に積み立てていきましょう。

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